腸活の効果をあげる!正しい温活のやり方について
「温活」を知っていますか?
今注目されている活動のひとつで、温活をすることで体調が良くなると考えられているのです。
腸活をしている人にとっては、関係性がありそうだと考える人もいるでしょうが、実際はどうなのでしょうか?
温活がどういった活動のことをいうのかを解説し、腸活との関係性や正しい温活の仕方についてご紹介していきます。
健康に気を付けている人は参考にしてください。
温活って何?腸活にも関係あるの?
体の冷えで悩んでいる人はいませんか?
体が冷えると、血の巡りが悪くなり体に不調が表れてしまいます。
人間の体温は1度でも下がると以下のような悪影響を及ぼします。
・基礎代謝約12%低下
・体内酵素の働き約50%低下
月経困難症や膀胱炎を招く恐れもあるので、体を温めることは大切なことなのです。
そんな中、注目されているのが「温活」です。
対して、体が冷えてしまうと基礎代謝が悪くなってしまい、基礎代謝が悪くなると体の中にある毒素や不要なものは体外へ排出されにくくなってしまいます。
そのため、腸にも悪影響があると言えるでしょう。
腸の中に不要なものが溜まっていれば便秘になり、肌荒れを招く要因にもなります。
こうした不調を取り除くため、改善するためにも温活は注目を浴びているのです。
腸の冷えを起こす生活習慣に注意!
手先が冷たくなると「体を温めなくては」と考えるでしょうが、実は手先が冷えていない段階でも腸が冷えている可能性は高いです。
冬の寒さによって腸が冷えることは十分に考えられる現象ですが、違う習慣でも腸の冷えは起こるのです。
しかし、消化活動に異常があれば熱が生まれにくくなり腸の冷えを起こしてしまうのです。
その結果、体全体が冷えていき様々な不調を起こしてしまうでしょう。
また、ケーキやクッキーといった糖分が多く含まれているスイーツが好きな人も腸の冷えに気を付けてください。
糖分は腸に吸収されやすい性質を持っているため、消化活動が活発になりません。
夜更かしをする習慣がついている人も要注意で、仕事から帰った後、夜遅くまでテレビやスマホを見ていませんか?
テレビやスマホの画面から発せられる光は脳に刺激を与え、交感神経が過剰に働き腸の血行が悪くなってしまうのです。
血行が悪くなれば腸が冷えていくので、遅い時間帯までテレビやスマホを観ないようにしましょう。
逆効果!?間違った温活
腸活にも関係がある温活に興味を持った人もいるでしょう。
腸の冷えは生活習慣の乱れでも招いてしまうので、温活をして冷えを防ぐことが重要となりますが、間違った温活をしてしまえば逆効果となってしまいます。
間違った温活とはどういった活動のことをいうのか、解説していきましょう。
水を飲む
水分の摂取は体にとって欠かせないことです。
代謝を上げることにもつながるので、1日に2リットルを目安に飲む習慣をつけている人もいるでしょう。
しかし、汗をかかないと意味のないことなのです。
水を飲むのであれば軽い運動をすることも心がけ、汗をかく習慣もつけましょう。
白湯を飲む
冷たい水を飲むよりも白湯の方が体が温まると感じるでしょうが、白湯を飲んだとしても温まるのは一時的なものとなります。
飲んで体内に溜まった水分が体温よりも冷えてしまえば体を冷やしてしまうので、むくみの原因にもなるでしょう。
靴下を履いて就寝する
寒さがつらい季節になると、靴下を履きながら寝る人もいるでしょう。
足の冷えを予防・解消するので効果的だと考えるのでしょうが、実は逆効果なのです。
靴下を履くことで血管が圧迫され冷えを招いてしまいます。
コタツや布団で1日中過ごす
寒い季節には外に出るのも億劫になり1日中家に引きこもっている人もなかにはいるはずです。
外気にさらされれば、体の冷えを招きますが、1日中家にいれば動くことも少ないために筋力が低下してしまいます。
筋力が減ってしまえば代謝にも影響があるので、ダラダラし過ぎないようにしてください。
正しい温活をご紹介!
温活のために実行していたことが実は逆効果だったのであれば、正しい温活の仕方を学びましょう。
体を温めて冷えを解消し、腸の動きも活発にしてください。
軽い運動を心掛ける
運動をすると体が温まります。
筋肉量をアップさせれば代謝が上がり、腸内環境が良くなるだけではなく、ダイエット効果も期待できるでしょう。
運動が苦手であればウォーキングやストレッチから始めてみましょう。
普段の生活に取り入れて温活を続けていきましょう。
湯船に浸かる習慣をつける
お風呂タイムはリフレッシュやリラックスできるので1日のなかでも充実させたいと考える人もいるでしょう。
しかし、なかには湯船に浸かることが苦手でシャワーだけで済ませてしまう人もいると思いますが、シャワーだけだと体が十分に温まらないので冷えを招いてしまいます。
好きな香りの入浴剤を使用したり、アロマを楽しむなど、お風呂タイムをエンジョイできるアイテムを見つけてみましょう。
首を温める
体には3つの首があります。
首にはスヌードやストールを巻き、手首にはアームウォーマーをしましょう。
足首には靴下も有効ですが、血管を締め付ける可能性もあるのでレッグウォーマーがおすすめです。
ピタッとしたものではなく、ゆったりとしたアイテムを身に付けるようにしましょう。
食べ物で体を温める
腸内環境を整えるためにも、温活におすすめの食材や栄養素をご紹介します。
タンパク質
エネルギーを作るためには欠かせない栄養素で、肉や魚、卵などにタンパク質が含まれています。
できる限り毎食摂取しましょう。
乳酸菌やビフィズス菌
善玉菌として腸内環境を整えて消化吸収の働きをサポートしてくれます。
腸活として欠かせないので意識をして摂取している人もいるでしょう。
腸を温める腸温活にも欠かせないので、発酵食品などを摂取して善玉菌を増やしましょう。
ショウガ
体を温める食材として知られているショウガですが、生のまま食べても実は効果がないのです。
そのため、消化を摂取する際には火を通してから食べるようにしましょう。
つらい冷えを解消させるためには、正しい温活をして体を温めていきましょう。
温活のためのグッズも多く販売されているので、好みのアイテムをチョイスし、気分を盛り上げながら実行すると続けやすいです。
腸にも良い影響を与える温活で、体の中から温まり健やかな体を目指しましょう。