切り干し大根のヨーグルト漬け
ダイエットや免疫力アップのためにも「腸活」が注目されています。
食事で腸活を始めている方々に向けて、今回は「切り干し大根」を使用した腸活おすすめレシピをご紹介していきます。
切り干し大根のことをさらに詳しく知り、腸活に活用してください。
腸活におすすめ!切り干し大根のヨーグルト漬け
まずは、美腸を目指すためにも腸活におすすめの「切り干し大根のヨーグルト漬け」のレシピをご紹介していきます。
とても簡単に作れ、料理が苦手な方でも作りやすいのでぜひ挑戦してみてください。
・切り干し大根:15g
・ヨーグルト(プレーン):45g
①切り干し大根を食べやすい長さに切る。
②蓋付きの容器にヨーグルトと一緒に入れる。
③冷蔵庫で5~6時間程度置く。
④切り干し大根が柔らかくなったら完成。
善玉菌を増やすといわれている乳酸菌を豊富に含んでいるヨーグルトに漬けることで、腸活に最適なレシピとなっています。
また、最初に切り干し大根を水で戻す手間もないので手軽に作れますし、食べ方としてはそのまま食べるだけではなく様々なアレンジレシピもあります。
甘いものを食べたい時などに、はちみつをかけるとデザート感覚で食べらたり、モッツァレラチーズなどと合わせてパンやクラッカーの上に乗せて食べるのもオシャレです。
切り干し大根は腸活におすすめの理由
ヨーグルトが腸活におすすめの理由については、知っている人も多いと思います。
しかし、切り干し大根が腸活に最適だといわれる理由について深く知っていますが?
ここから、なぜ切り干し大根が腸活に向いている食材なのか、を解説していきます。
食物繊維が豊富!
切り干し大根には「水溶性食物繊維」と「不要性食物繊維」の両方が豊富に含まれています。
切り干し大根が消化吸収される時、腸の壁を刺激することで便秘解消にも効果があるので、腸活に最適な食材であることが分かるでしょう。
そのほかの効果
切り干し大根は、食物繊維が多く含まれているだけが魅力だけではなく、体内での糖の吸収を緩やかにする作用もあります。
また、胃腸を移動するスピードがゆっくりであることも特徴のひとつであり、腹持ちがよく食べ過ぎ防止に役立つので、ダイエットのサポート食材としても有効であると考えられます。
栄養が豊富!
切り干し大根は、普通の大根と比べると栄養素の含有量が高いことをご存じでしょうか?
・カルシウム:24mg
・カリウム:230mg
・葉酸:34μg
・食物繊維:1.4g
続いて、切り干し大根に含まれる栄養素の含有量をご紹介します。
・カルシウム:500mg
・カリウム3500mg
・葉酸:210μg
・食物繊維:21.3g
比べてみると同じ栄養素でも、切り干し大根のほうが何倍もの量が含まれているので、干すことによって大幅に栄養素が高くなることが分かります。
せっかく食べるのであれば「栄養素が高い方が良い」と考える方は多いと思いますので、切り干し大根を上手に活用して栄養素を補っていきましょう。
切り干し大根って自分でも作れるの?
切り干し大根で料理を作ろうと考えると、スーパーなどで購入するイメージを持っている方は多いです。
様々なスーパーに置いてあり手軽に購入できますが、切り干し大根は自分でも作れることをご存じでしたか?
作り方をご紹介していきますので健康的な体作りをするためにも、こだわって「自分だけの切り干し大根」を作ってみてはいかがでしょうか。
①大根を繊維に沿って細切りにする。
②ザルに乗せて2~3日程度乾くまで干す。
大根を干す時、できれば天日干しをおすすめしますが、難しい場合は日の当たる室内で乾燥させて作ることもできます。
鳥に食べられたり、風に飛ばされることを心配しているのであれば、魚を干すようなネットがあると便利です。
切り干し大根の戻し方について
煮物や炒め物など様々な料理に変身できる切り干し大根ですが、どの料理でも最初は水で戻す作業があることが多いです。
ここから、切り干し大根の戻し方をご紹介していきます。
②ボウルに切り干し大根と水を入れる。
※水は大根がかぶるくらいまでいれる
③軽く揉むようにして洗う。
④ザルにあげて水気を切り、ボウルに入れる。
⑤切り干し大根の3倍程度の水を入れる。
⑥20分程浸けた後ザルにあげ余分な水分を絞る。
水で戻した切り干し大根は4倍ほどの量となり、戻し汁にも栄養素が豊富に含まれているので、捨てずに煮物を作るときや、お味噌汁に入れるなどして使用するとよいでしょう。
切り干し大根の保存方法について
切り干し大根は、大体1袋50g程度から販売されていますが、多いものだと100g程度のものもあり、一気に使うことは難しいでしょう。
そのため保存方法について悩む方も多いと思います。
ここから、切り干し大根の最適な保存方法についてご紹介していくので参考にしてみてください。
開封前の切り干し大根保存方法
開封前であれば、通常半年から1年程度日持ちが可能ですが、常温での保存が鉄則となるので高温多湿の環境は避けるようにしましょう。
開封後の切り干し大根保存方法
開封した後の切り干し大根の袋を、ゴムで縛って保存したりする方もいますが、酸化を避けるためにも空気に触れないように保存することが大切です。
ジップ付きの袋に入れて、空気をしっかりと抜いてから冷蔵庫内で保存するようにしましょう。
水で戻す際に何度か水を変えることで、元の色に戻っていくので試してみましょう。
水で戻した後の切り干し大根保存方法
水で戻した切り干し大根は、長期保存することはできないため、早めに調理して消費するようにしましょう。
戻した切り干し大根をジップ付きの袋の中に入れ、平らにしてから空気を抜いて冷蔵庫の中で保存しましょう。
調理をする際には解凍して使いますが、必ず加熱処理をしてから食べるようにしましょう。
多く戻してしまった場合には、煮物にしてから保存すると水で戻した状態よりも長持ちするのでおすすめです。
切り干し大根は、水に戻していない状態であれば長期保存が可能な点もメリットもあり、栄養素がたっぷりと含まれた腸活に最適な食材のひとつです。
炒める、煮る、サラダにするなど、切り干し大根の食べ方は複数あるので毎日摂取したとしても、飽きずに腸活を続けていける魅力を持っています。
上記を参考にして保存し、健康維持のためにも様々な料理にアレンジして切り干し大根を摂取していきましょう。